2016年05月29日   下り坂をそろそろと下る

人生下り坂 最高!! と言うと日野正平の

「日本縦断こころ旅」ですね。




でも 今回紹介したいのは

「下り坂をそろそろと下る」平田オリザの本なのです。

「まことに小さな国が、衰退期を迎えようとしている」

あれ〜 どっかで聞いたようなフレーズじゃないですか?

NHK BS のドラマにもなった 司馬遼太郎の「坂の上の雲」の書き出しの部分にそっくりです。

もちろん著者の劇作家 平田オリザは冒頭の部分は「坂の上の雲」の贋作ですと言っています。

この本の中で 平田オリザは、大胆な推論をたてます。


「スキー人口は なぜ減ったか」

1993年のスキー人口 1770万人 2012年 560万人 スノーボート人口を足しても790万人しかなりません。

一般的に言って「少子化だからスキー人口が減った」と考えます。

しかし著者は「スキー人口が減ったから少子化になったのだ」と主張します。

そのわけは・・・ 皆様に ぜひ この本を お読みいただけないかと思います。





「三つの寂しさと向き合う」
詩人 金子光晴の「寂しさの歌」を紹介して

これから 日本という国が幸せに 坂を下っていくためには(長期にわたる 人口減少に安全に安心して対処していくため)

三つの寂しさに 耐えていかなくてと著者は、訴えます。

(1) 日本は、もはや工業立国ではないということ。

(2) もはや この国は、成長せず、長い後退戦を戦っていかねばならいということ。

(3) 日本という国は、アジア唯一の先進国ではないということ。

盛り沢山で、示唆されることが おおいこの本を ぜひご一読願えればと 考えています。


「下り坂をそろそろと下る」 講談社新書刊 著者 平田オリザ




最後に ちょっと宣伝 !

現在 ネオでは 「窓をあけよう」文庫を企画中です。

過去に作製した「窓をあけよう」のバックナンバーや ネオママ・ネオスケのお気に入りの本を書庫に収め みなさまに貸出しさせていただけないかと準備中です。

こちらも 乞うご期待です。





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